ハーブの種類効果



よもぎ

ハーブ:よもぎ
婦人科系の症状の改善、美肌

 ヨモギにはビタミン類やミネラル、食物繊維など栄養素が豊富に含まれています。このハーブは様々な効能を秘めているといわれ、「ハーブの女王」とも称されます。
 具体的には、女性特有の症状(生理痛や生理不順など)を緩和し、血流を改善・コレステロール値を下げるなどの作用がこのハーブにあると考えられています。
 そのほかにも、ヨモギは止血に用いられたり、便秘の解消や美容にもよいといわれています。
 春に摘んだ若葉をゆでて餅(草餅)や団子(草団子)に入れたり、お風呂に入れたりと、日本人は昔からこのハーブを暮らしに取り入れてきました。また、ヨモギの葉の裏側から集められた毛はモグサになり、お灸に用いられます。


レモングラス

レモングラス
消化促進、駆風、抗菌、殺菌

 レモングラスには抗菌・殺菌作用があり、風邪の予防や腹痛、下痢の緩和にも効果的といわれています。水虫の治療にも利用されます。このハーブが放つレモンのようなすっきりとした香りは、私たちの眠気を覚まし、気持ちをリフレッシュさせてくれます。うつ気味な気分も和らげてくれることでしょう。
 また、レモングラスは胃の働きを助けて消化を促進し、脂肪の分解を促す作用もあるといわれています。食べ過ぎて胃もたれしたときや胸やけのするときなど、レモングラスのハーブティーがおすすめです。
 ほかにも、このハーブには血行を促進し、貧血を予防する効果があるといわれています。


ローズヒップ

ローズヒップ
鎮静、消化促進、強壮、抗酸化、緩下、利尿

 ローズヒップは、高い美肌効果を秘めていることで知られています。含有する豊富な栄養成分(ビタミンCなど)がメラニン色素の生成を抑えてシミを予防し、コラーゲンの生成を助けて美肌やアンチエイジングに効果を発揮するといわれています。
 また、ローズヒップには抗菌、抗ウイルス効果もあり、ローズヒップティーを飲むと風邪の予防になります。ビタミンCをはじめ栄養素が豊富なため、古くから風邪薬としても利用されてきました。妊娠中や月経中の栄養補給にも良いといわれ、女性ホルモンのバランスを整えて気分を朗らかにしてくれます。
 そのほか、ローズヒップに含まれるペクチンやフラボノイドといった成分には緩下作用や利尿作用があり、お通じをよくしてくれます。


ローズマリー

ローズマリー
強壮、血液循環促進、消化促進、抗酸化、抗菌、発汗、収れん

 ローズマリーには記憶力や集中力を高める作用があるとされ、強壮薬、刺激薬としても高い評価を受けてきました。 またローズマリーは血管を強くし、血行をうながし、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、「若返りのハーブ」とも呼ばれてきました。
 ロスマリン酸を主成分としており、抗菌作用や抗ウイルス作用があります。花粉症の症状なども和らげてくれます。
 ローズマリーのオイルはトリートメントとして使用することでフケ防止となり、頭皮の血液の流れを活性化して育毛にも効果があると信じられています。抗痙攣作用もあり、気管支の痙攣をおさえて呼吸しやすくします。


ハイビスカス

ハイビスカス
強壮、代謝促進、緩下、利尿、消化促進

 ハイビスカスにはビタミンCやクエン酸、リンゴ酸といった栄養成分が豊富に含まれており、美容や疲労の回復にとても効果的です。(ビタミンCは肌の調子を整え、クエン酸・リンゴ酸は新陳代謝を促して肉体疲労や眼精疲労の回復を助けます。)
 また、ハイビスカスにはカリウムも豊富に含まれており利尿作用があります。そのため、二日酔いやむくみを改善したいときには、ハイビスカスのハーブティーがおすすめです。
 その他にも、このハーブには緩下作用があり、便秘の解消に役立ちます。また、胃の調子を整えて消化を促進し、夏バテによる食欲不振などにもよいといわれています。


セージ

セージ
抗菌、抗ウイルス、防腐、収れん、制汗、内分泌調整

セージは強い抗菌・抗ウイルス作用を持ったハーブです。その優れた抗菌作用から、セージティーでうがいをすると風邪や感染症の予防になり、歯肉炎や口内炎などの症状を和らげます。のどの痛みや腫れがあるときにも効果的で、抗菌力を活かして水虫などのケアにも利用できます。
 肌を引き締める収れん作用や発汗を抑える作用があります。生理不順を改善し、更年期の諸症状を緩和します。
 腹痛やおならでお腹が張っているときや胃が荒れているときなど、セージティーを飲むと症状が和らぎます。
 中国医学では神経系の強壮薬として、神経系の沈静、興奮どちらにも有効と評価されています。抗酸化作用があり、老化防止に役立ちます。


ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフ
収れん、生殖器の弛緩、消化促進

ラズベリーリーフはヨーロッパ原産のハーブで、中世より栽培が始められ、家庭薬として利用されてきました。古くからお産や産後の回復、母乳の出に有効とみなされていたようです。
 ラズベリーリーフに含まれるフラガリンという成分には女性の子宮や骨盤周辺の筋肉を弛緩させる働きがあり、出産の1~2ヶ月前からラズベリーリーフのハーブティーを飲むとお産が楽になると言われています。
 そして産後の母体の回復を早め、母乳の出がよくなる効果があることから、「マタニティーハーブ」、「妊婦のためのハーブ」とも呼ばれます。女性にとってつらい生理痛や生理前症候群などの症状も和らげてくれます。
 そのほか、喉の痛みや口内炎による痛み・不快感を緩和したり、下痢にも効果があるといわれています。


ローズレッドペタル

ローズレッドペタル
鎮静、収れん、抗菌、抗うつ、殺菌、整腸、抗炎症、強壮

ローズには鎮静作用があり、その優美な香りで気持ちを落ち着かせ、心身をリラックスさせてくれます。その香りは女性の感性を刺激し、気分を高揚させ、幸福感をもたらします。
 また、このハーブには女性ホルモンのバランスを整える作用があるといわれています。月経前のイライラや更年期障害の症状を緩和し、憂うつな気分を和らげてくれます。
 ローズはビタミンCやポリフェノールを豊富に含んでおり、弾力のある美しい肌を保たせ、しわを減らすなどアンチエイジングにも効果的です。
 その他にも、ローズには腸の働きを整えたり、菌の増殖や炎症を抑えたりといった効能があるといわれています。